ロゴ
Forma
トラブルシューティング

リクエストエラーの解決方法

フォーム送信時のエラーコードとその対処法を説明します

フォームから kintone へのデータ送信時に発生するエラーと、その解決方法について説明します。

リクエスト履歴の確認

フォームの送信エラーは、ダッシュボードのリクエスト履歴から確認できます。

リクエスト履歴にアクセス

  1. ダッシュボードにログイン
  2. サイドバーからフォームを選択
  3. 「リクエスト履歴」タブを開く

エラー詳細を確認

リクエスト履歴には以下の情報が記録されています:

  • ステータスコード: HTTP ステータスコード(200、400 など)
  • メッセージ: エラーの詳細メッセージ
  • リクエストペイロード: 送信されたデータの内容(JSON 形式)
  • 作成日時: 送信日時

エラーメッセージに含まれるエラーコードを確認してください。

エラーコード別の対処法

CB_IJ01 - Invalid JSON string

原因

フォームの内容をもとに構築された kintone のレコード情報が適切でない場合に発生します。 これは、フォームに指定したフィールドの値と、対応する kintone のフィールドの値の形式に齟齬がある場合に発生します。

Formaでは、フォームの値とフィールドタイプを柔軟に変換する処理が行われます。 しかし、kintone のフィールドタイプに適合しない形式の値が送信された場合、上記のエラーが発生します。

具体例

kintone の異なるフィールドタイプには、異なるデータ形式が必要です:

  • 文字列型フィールド: 文字列 1 行、文字列複数行、ドロップダウンなど
    • 値の形式: 単一の文字列
  • 配列型フィールド: チェックボックス、複数選択など
    • 値の形式: 文字列の配列
  • エンティティ型フィールド: ユーザー選択、組織選択、グループ選択など
    • 値の形式: オブジェクトまたはオブジェクトの配列

解決方法

  1. エラーが発生しているフィールドを特定する
  2. kintone アプリで該当フィールドのタイプを確認する
  3. フォーム側のフィールド設定を kintone のフィールドタイプに合わせる

サポートされるフィールドタイプの対応表

kintone フィールドForma フォーム要素
文字列 1 行テキスト、リンク
文字列複数行テキストエリア
数値数値
ドロップダウンセレクト、ラジオボタン
チェックボックスチェックボックス、複数選択
複数選択チェックボックス、複数選択
ラジオボタンラジオボタン、セレクト
日付日付
時刻時刻
日時日時
ユーザー選択※現在は直接対応していません
組織選択※現在は直接対応していません
グループ選択※現在は直接対応していません

詳細なフィールドタイプの対応については、サポートされる kintone フィールドタイプを参照してください。

その他の一般的なエラー

401 Unauthorized

原因

API トークンが無効、または権限が不足しています。

解決方法

  1. kintone アプリの設定で API トークンを確認
  2. トークンに「レコード追加」権限が付与されているか確認
  3. Forma の kintone 接続設定で、正しいトークンが設定されているか確認
  4. 必要に応じて、新しい API トークンを生成して再設定

404 Not Found

原因

指定されたアプリ ID が存在しないか、アクセス権限がありません。

解決方法

  1. kintone アプリの URL からアプリ ID を再確認
  2. Forma の kintone 接続設定で、正しいアプリ ID が設定されているか確認
  3. API トークンを発行したユーザーが、該当アプリにアクセス権限を持っているか確認

520 Unknown Error

原因

kintone サーバー側で予期しないエラーが発生しました。

解決方法

  1. しばらく時間をおいてから再度送信を試す
  2. kintone のステータスページで障害情報を確認
  3. 問題が継続する場合は、kintone のサポートに問い合わせ

サポート

上記の対処法で解決しない場合は、以下の情報を添えてお問い合わせください:

  • エラーコード
  • エラーメッセージ
  • フォームの設定内容
  • kintone アプリのフィールド設定

リクエスト履歴は全プラン共通で 30 日間保持されます。トラブルシューティングの際は、エラー発生から 30 日以内に確認することをお勧めします。